事前分析サービス NexusBase DX

2024年3月19日

介護事業所が抱える問題点

介護ロボットやICT機器を導入したからといって、直ちに経営状況が好転するわけではありません。その分の費用負担増や、近年の人口減、報酬改定による業務量増により、現場は以前に比べて改善するための力を持っていません。

また、介護ロボット導入でうまくいっている事業所は、例えばユニットケアの取り組みなどもうまく導入できた事業所であり、自分の事業所では無理だと思っている施設長も少なくないと思います。

そんな中でも、私たちは変わっていきたい事業所をサポートできる体制を考え、一つの形として、以下の提案をします。

NexusBase DX の 3STEP

STEP1 改善可能性を可視化

決算書の見方を教えて欲しいという相談は少なくありません。加えて人員配置とのバランスを可視化する方法を考えました。

STEP2 事業所内のデジタル人材の育成

2つ目のステップはデジタル人材の育成です。私たちは専用ソフトを使いこなすことでのデジタル化を「是」としていません。wordやexcel、powerpointなど汎用ソフトも活用できることが大事だと思っています。

私たちは事業所内でMicrosoft365(Powerシリーズも含む)を活用するためのプログラムを用意しています。PowerAutomateを利用したRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)や生成AIの活用を含めることも可能です。

このプログラムは、厚生労働省が実施する人材開発支援助成金の活用も可能で、例えば約60万円の研修費用も実質負担は6万円程度で受講可能です。

STEP3 DX認定(DX推進の準備を整える)

人材開発支援助成金受給の要件に変更があったため、こちらがSTEP2となります。

DX認定申請では、セキュリティをはじめ、デジタルガバナンス・コード2.0の理解が必要となりますが、デジタル化を推進するための基本事項を確認することができます。

介護事業所の経営を変えていくためには、介護以外の分野での意識改革が全体を変化させるチャンスになります。ぜひとも取り組んで欲しいです。

Posted by IZUMI